その他

インタビュー

松本 萌子 (博士前期課程)2011

1987
岐阜県生まれ
2010
SoundCosmosa2010(高山市丹生川町) 参加
グループ展「ミズハナダ」 出品
西尾城下町芸術祭紙一重 参加
常滑フィールドトリップ2010 参加
長久手アートフェスティバル2010 参加
2011
彫刻の五・七・五 2011 国際芸術大学交流展 出品

学外から愛知県芸に来た大半の人は「ここは時間の流れ方がゆっくりだ」と言います。確かに、自然豊かで洞窟があったり山菜が取れたりと、のんびりとしたいい場所です。ただ山の中なので不便で虫が多く、夏は熱くて冬は寒く隔離された場所でもあります。しかし、物も情報も溢れている今の世の中とは正反対の、不便さや情報の少なさという条件は、ただ与えられるのではなく自分から選択して動けるということでもあるような気がします。その点では一歩離れた所から、距離を持って世の中を見、没頭して自分自身の制作が出来る環境だと感じます。

彫刻専攻の学生は学外での活動することも多く、外に向かって積極的に働きかけています。どんな制作をしていくのかは人それぞれ違いますが、静かにゆっくりと自分と向き合う時間はたくさんあり、自分のペースで制作していけるのではないかと思います。