愛知県立芸術大学 Aichi University of the Arts


インタビュー

汪 昊(博士前期課程)2012

1984
中国安徽省安慶市生まれ
2003
中国美術学院付属高等学校 卒業
2008
中国美術学院彫塑科 修了
2008
 「触及」中韓陶芸彫塑交流展
2012
中部国展「中部国画賞」 

朝日に向かって自転車をこぎ、学校までの蜿蜒となる山道を登りながら、双方 の林の中の小鳥のさえずりを聞く。山道では大きいチェロの箱を背負っている学 生や、いろいろな画材を持っている学生達の姿がよく見られ、学内の小道では台 車を押している清潔員が忙しそうにしている。学食前の芝生の上では猫達が互に 追いかけあったり遊び戯れたりする中で愛知県立芸術大学はまた新しい一日を刻 み始める。

ここに来て1年余りが経ち、すでに大学生活には慣れた。木彫室で木を彫るこ とを通し室内のクスノキの濃厚な匂いがたまらなく好きになった。アトリエで朝 から晩まで制作をする充実感、完成した作品を資料館で展示する達成感は私にと って大きな楽しみとなった。私は大学が完備している機械と道具を使って、自由に 創作をすることが出来、日本独自の技法や道具の使い方を学ぶことできた。みんな世 代を問わず、一緒に制作をし、お互いに助け合ったり、談笑をしたりして交流をす る。留学生として言語の不便さを感じることは無く、分からないことは教授や学友が 親切に教えてくださる。ここでは熱心に創作する雰囲気だけでなく、さらに家族のよ うな暖かみを感じている。