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2022年5月17日

水平性 | 水平線

開催日時
2022 年 6 月 4 日(土)- 19 日(日)
12:00-19:00
※月曜休館
会場
愛知県立芸術大学サテライトギャラリーSA・KURA

〒461-0005 名古屋市東区東桜 1-9-19 成田栄ビル地下 1 階

リモート・アーティストインレジデンス (AIR)・プロジェクト

 

愛知県立芸術大学では海外からの招聘アーティストが本学で滞在制作を行 うアーティスト・イン・レジデンス事業を実施してきましたが、コロナウィルス感染拡大に伴い中止や延期が続いてきました。そのような中でも国際交流の芽を絶やさないことの大切さを考え、海外のアーティストの作品制作を 遠隔指示によって学生たちが行う「リモート・アーティストインレジデンス (AIR)・プロジェクト」をこの 4 月より実施してきました。 本プロジェクトの招聘アーティストは、ソウル市在住で韓国と北朝鮮との 国境の非武装地帯 (DMZ) で制作活動を行うキム・ミョンボム (Myeongbeom Kim) 氏です。氏の水平器や砂時計を使った作品 5 点を彫刻専攻の学生 10 人 のチームで制作し展示を行います。さらに本展は、アメリカ合衆国で学んだ 3 者による「コロナ禍における国際交流彫刻展」として、ニューヨーク市在 住でリトアニア出身のジルヴィナス・ケンピナス氏の作品 ( 映像による紹介 ) と村尾里奈氏の作品も合わせて展示します。

 

 

「水平性 | 水平線」について

 

彫刻制作では、「水平を出す」ということをよくします。それは水平器を使っ て重力と直交する面をアトリエの中に出現させることですが、水平な面はコッ プを傾けたときの液体の表面にも表れます。身近な道具である水平器ですが、 キム・ミョンボム氏の作品の中では緑色の小さな液体から大海が想起され、 広い領域との共鳴性が呼び起こされます。 海と空との境界線である水平線と、その余波である水平性は、身体として の人間の在り方に深く関わっています。例えば足元がぐらつきバランスを取 り戻そうとするとき、水平線は手すりのような役割を果たすのではないでしょ うか。本展では水平性と水平線、さらにそこに関わる人間との関係性を探ります。

 

本展企画者:村尾里奈 (愛知県立芸術大学美術学部彫刻専攻 准教授)

 

 

【村尾里奈氏によるギャラリートーク】

アーティストインレジデンス招聘アーティストの韓国のキム・ミョンボム氏の アトリエの様子や、本展出品作品の制作プロセス等について紹介します。
6 月 18 日(土)15:00~15:45(定員 15 名、先着順)